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Ubuntu bash シェル プロンプト 設定

Ubuntuで使用するシェルのプロンプトを標準設定のままで使用している方は
多いかと思います。今回は、プロンプトの表示設定について紹介します。

PS1でプロンプトの表示設定

まずシェルのプロンプトとは何かを説明します。
下図の様に、コマンド入力する際に先頭に出てくる表示のことです。

この、表示をカスタマイズできるので紹介したいと思います。

PS1="表示したい内容や記号"

=(イコール)の前後はスペースを入れないでください。
PythonやC言語などの変数設定などの際に=の前後にスペース入れる方も多いかと思いますが、bashシェルではスペースを入れてはいけません。

表示したい内容や記号は、””(ダブルクォーテーション)や
”(シングルクォーテーション)で囲ってください。

記号についてはいくつか下記にて紹介したいと思います。
例えば日付を入れたいとか、ディレクトリを表示させたい場合です。

プロンプトに使用する記号

\d 日付表示

\u ユーザ名表示

\h ホスト名表示

\w カレントディレクトリ表示

\W カレントディレクトリ末尾のみ表示

\$ $表示(rootの時は#表示)

\\ \表示

\t 現在時刻表示

\n 改行

その他諸々ありますが、主要範囲を記載してみました。

例えば

例えば

[Travis] カレントディレクトリ $ の表示に変更してみます。

PS1="[Travis] \w \$ "

上図のように変更されました。

永続的に変更するには設定ファイル~/.bashrcに書く必要あり。

上記の通り、プロンプトの表示方法を変更することができましたが、
実は、シェルを閉じてしまうと元に戻ります。

永続的に変更したい場合は~/.bashrcに書き込んで設定変更する必要があります。

.bashrcにはその他設定などが記載されていたり、間違った内容を
記載してしまう可能性などもありますので、vimの使い方やファイル操作に
まだ自信のない方へは、取り急ぎおすすめしません。

vimを使い慣れてる方でも、オリジナルをコピーしてバックアップを
持っておくことをお勧めします。

終わりに

プロンプトをカスタマイズして、
好みのスタイルで楽しんでもらえたらと思います。

Have a nice Linux life!