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Ubuntu ファイル ディレクトリ コピー コマンド

Ubuntuのファイル操作の基本である、ファイル、ディレクトリの
コピー方法について紹介します。

cpコマンドでファイルをコピー

cp コピー元ファイル名 コピー先ファイル名2

cpコマンドでファイルをコピーできます。

例えば下図のように、testディレクトリの下に、
file1, file2, file3と3つファイルがあるとします。

今回file1をfile4という名前でコピーしてみます。

cp file1 file4

・ファイルがコピーされたことを確認します。

ls

file4が作られました。

cp -iコマンドで上書き確認

先ほどと同じ構成で、コピー元をfile1、コピー先をfile3とします。
ただ、file3は既に存在するので、file1の内容を上書きコピーすることになります。

cpコマンドは指示通りに実行してしまいますので、-iオプションをつけて
上書きするか確認できるようにすることができます。

上書きしますか?と確認されますので、Yesの場合はy, Noの場合はnを入力します。

-iのオプションをつける癖をつけるとヒューマンエラー防止になりお勧めします。

複数ファイルを別ディレクトリへコピー

cpコマンドでコピー先にディレクトリを選択するとそのディレクトリの中に、
ファイルがコピーされます。コピー元のファイルは複数選択できます。

cp コピー元ファイル名1 コピー元ファイル名2.... コピー先ディレクトリ

例えば下図のように、file1, file2, file3, file4というファイルと
testdirというディレクトリがあるとします。

file1, file2, file3, file4の4つのファイルをtestdirの中へコピーしてみます。

cp -i file1 file2 file3 file4 testdir

コピーされているかtestdirディレクトリに移動して確認します。

cd ./testdir/
ls

4つのファイルがtestdirの中にコピーされたことが確認できます。

cp -rでディレクトリーをコピー

ディレクトリをコピーする場合は-rのオプションが必要になります。

例えば先ほど作成した4つのファイルの入ったtestdirというディレクトリをコピーしてtestdir2というディレクトリを作成してみます。

cp -ir testdir testdir2
tree

オプションは念のため、-irとして-iの上書き確認オプションも入れてます。
-rだけでも大丈夫です。
treeでコピーできたか確認します。

終わりに

cpコマンドでファイル、ディレクトリをコピーすることを述べました。
-iで上書き確認、ディレクトリコピー時は-rが必要であることさえ分かれば、
使いこなせるかと思います。

Have a nice Linux life!