コマンドプロンプトを使ってフォルダ構成をコピーしてみよう
仕事などで、データの出力先を保存するフォルダとして、同じフォルダ構成を事前に複数準備しておくなんてことはあるかとおもいます。
1パターン作成し複製し、フォルダ名を変更するって方法がございますが、
コマンドプロンプトを使って実施してみたいと思います。
コマンドプロンプトの起動についてはこちらを参照ください。
XCOPY コマンドを使ってみよう
ファイルコピーには copy コマンドがありますが、フォルダコピーを実施したいときは、xcopyコマンドを使ってみましょう。copyコマンドの上位互換みたいなイメージです。
xcopy /e [コピー元フォルダ] [コピー先フォルダ]
オプションとして /e をつけてます。これはコピー元のフォルダが空の場合でも、すべてのサブディレクトリをコピーするオプションです。
逆につけないと、フォルダ内が空だとコピーされないのです。
オプションは色々ありますので興味ある方はMicro Soft社のHPを参照ください。
例えば、/test/1というフォルダにAがありその下にa, b, c, d, e, f, g と空のフォルダがあるとします。これらのA以下の空フォルダ構成を testフォルダ下にある
2, 3, 4, 5というフォルダにもコピーして作成したいと思います。
- treeコードで現状を確認します。
- xcopy /e コードで1のフォルダをコピーし2のフォルダ、3のフォルダ、4のフォルダ、5のフォルダに複製します。
今回は && コードを入れて一括処理にしました。
xcopy /e 1 2 && xcopy /e 1 3 && xcopy /e 1 4 && xcopy /e 1 5
- treeコードでコピーできたか確認します。
空のフォルダでもコピーできていることが確認できました。
xcopyコマンドつかえると便利かもしれませんよ。
Have a nice cmd life!